著者:山村有佳里
国内外のコンクールにて数々の受賞歴を持つフルート・ピッコロ奏者の著者が
12年にも渡るヨーロッパの国々での留学生活を綴る。
憧れ続けたイギリスでの初めての留学生活、共産主義体制崩壊後の東欧の厳しい現実、
数々の素晴らしい先生達との出会い、コンクールや試験の重圧、そしてそれを見守る家族との距離…
懸命に走り続けた日々を描く。
また、著者が暮らした国々での、ビールを愉しむ日常を記したコラム「ビール小話」も収録。
音楽を志す人はもちろん、海外留学を目指す人、新たな一歩を踏み出そうとする人、全ての人に送る一冊。