【“日本遺産”のお酒】
“地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリー”を文化庁が認定する「日本遺産」。
2015年に18件の日本遺産が最初に認定されてから、現在までに104件のストーリーが認定されている。
特に今年は、2つのお酒にまつわるストーリーが日本遺産に認定され話題になっている。
1つが「‘‘伊丹諸白’'と‘‘灘の生一本”下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷」、もう1つが「日本ワイン140年史〜国産ブドウで醸造する和文化の結晶〜」である。
伊丹と灘五郷の日本酒、そして日本ワイン。小誌でもこれまで取り上げているが、今回は日本遺産の認定ストーリーに沿って紐解いてみることにした。またお酒以外にも、日本の食の奥深さを知る主な食関連の日本遺産を紹介しよう。
■「伊丹諸白」と「灘の生一本」
下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷(兵庫県)
・兵庫県は醸造文化の聖地 —文・田辺眞人さん
・〈伊丹編〉清酒発祥の地でお酒造りの歴史を感じる
・〈灘五郷編〉六甲山麓に栄える銘醸地の軌跡をたどる
■日本ワイン140年史
〜国産ブドウで醸造する和文化の結晶〜(山梨県・茨城県)
・〈山梨県編〉r 日本ワイン発祥の地」山梨県甲州市
—文・飯島泉さん(甲州市教育委員会)
・〈茨城県編〉日本ワインに懸けた男・神谷博兵衛と牛久シャトー
■日本ワインTOPICS
■日本遺産の食
・「鮭の聖地」の物語〜根室海峡一万年の道程〜(北海道)
・海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群〜御食国若狭と鯖街道〜(福井県)
・日本茶800年の歴史散歩(京都府)
・「最初の一滴」醤油醸造の発祥の地紀州湯浅(和歌山県)
・「日本第一」の塩を産したまち 播州赤穂(兵庫県)
・森林鉄道から日本一のゆずロードヘ
一ゆずが香り彩る南国土佐・中芸地域の景観と食文化ー(高知県)
・砂糖文化を広めた長崎街道〜シュガーロード.〜長崎県・福岡県・佐賀県)
・琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、
そして「芸能」(沖縄県)
■広島の“日本遺産”も周遊!
瀬戸内の魅力を堪能できるクルーザー「SEASPICA」
■[巻頭言]酒ゴコロ、男ゴコロ —椎名誠
赤ワインだって冷やしたほうが
■[連載] カクテルノート
〈ウイスキーの水割り〉
(MIXOLOGY HERITAGE〕一伊藤学さん
■日本の消費者に向けてフランスの食品情報、
食文化を発信する新しいメディア
『Taste France Magazine』
■[連載] 黄金の琥珀に純白の泡 —松沢幸一
■〔EVENT REPORT〕キリンオンラインセミナー
■[連載]お酒と福祉の醸す日 —川嶋舟
■[連載]『龍の瞳』ストーリー —今井隆
■冬の食卓を楽しく彩る〜サントリー季節限定商品〜
■[連載] 飲むたび、こころ旅—檀タツオ
■新しい世界観のプレミアムウイスキー『NIKKA SESSION』
■[連載]日本酒スタイリスト島田律子のSAKE スタイル
■[連載]春宵酔刻 —柄長葉之輔
■[連載]メビウスの輪 —中村順一
■〔WHAT'S NEW〕
期間限定〔瀬祭BAR marunouchi〕オープン
〜瀕祭で人と人とを結びつける空間〜
■[連載]今宵の1話
■〔SPECIAL REPORT〕
デザイン一新『久保田 純米大吟醸』ペアリング試飲会
■【たる創刊40 周年記念特別企画】
プロの現場で選ばれる、サラヤの『ハンドラボ』シリーズ
〜安心してお酒を楽しむための手指衛生〜
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■[連載]映画は我が人生の友達 —山本陽張
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■[連載]お酒を読む —鹿島茂
ラス・カーズ一族の謎解き
■酒中の天