月刊たる2020年12月号

月刊たる2020年12月号

No.458

【月刊『たる』創刊40周年企画 芥川賞作家 開高健 生誕90周年】
 お酒に縁の深い芥川賞作家・開高健が亡くなって、はや30年が過ぎ、今年の12月の30日の誕生日を迎えると、生誕満90周年になります。そうした中、全国で若い人達を中心に開高文学を再評価する機運が高まり、毎年何らかの形で開高健の出版物が上梓されています。
 そこで、小誌創刊40周年にあたり、今回あらためて開高健を見つめる特集を組みました。
 大阪市立大学を中心に構成したのは、本人の母校であり、在学中から小説家を目指し、芥川賞の夢を持ち、数々の作品も残していること。また当時、『えんぴつ』という同人誌にも参加し、詩人の牧羊子と出会い、在学中に結婚し、子供(開高道子)までもうけています。
 開高文学を研究していく中、この時期が一番大事であると理解し、在学中に執筆した貴重な作品も掲載します。
 全国の開高文学ファンはじめ関心ある読者諸兄に、ぜひ一読をお願いします。

■[開高文学が生まれた場所、大阪市立大学]
「アパッチ」の息吹を感じて“人間らしく”
—大阪市立大学 学長 荒川哲男
■[特別寄稿]
大阪市立大学生・開高健
—公益財団法人開高健記念会理事 坪松博之
■[特別掲載]
開高健 初期短篇作品『乞食の慈善』
■[拝啓、開高健先輩]
〜現役大阪市立大学生&後輩卒業生より〜
・大阪市立大学は第二の「開高健」を輩出できるのか
—大阪市立大学文学部 3年 小笠原健太郎
・厄災は起こるべくして起こった—
コロナ禍に『パニック』を読んで
—大阪市立大学文学部 4年 鈴木ジュリアノエル
・開高健と大阪市立大学
—大阪市立大学都市研究プラザ 特別研究員 上村修三(商学部S53卒)
■[特別寄稿]
開高健の学生時代
—開高健関西悠々会 会長 作花済夫(京都大学名誉教授)
■[東西、開高健が愛した店]
東京〔Bar Kokage〕
大阪〔たこ梅 本店〕
■[編集長から]
言葉の魔術師! 開高健
—小誌編集長 髙山惠太郎(開高健関西悠々会 副会長)



■[巻頭言]酒ゴコロ、男ゴコロ —椎名誠
いま一番好きなサケと時間
■[連載]カクテルノート
〈Imoroni〉
〔The Bellwood〕 —鈴木 敦さん
■[連載]黄金の琥珀に純白の泡 —松沢幸一
■日本初上陸のスピリッツ多数
〔King’s Barrel〕による独占輸入商品
■[連載]お酒と福祉の醸す日々 —川嶋 舟
■『ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー2020』
今年も多彩に華やかに
■[連載]飲むたび、こころ旅 —檀タツオ
■[連載]日本酒スタイリスト
島田律子のSAKEスタイル
■[連載]メビウスの輪 —中村順一
■レモン本来の風味と香りを追求した“ご褒美チューハイ”
『アサヒ ザ・レモンクラフト 極上レモン』
『アサヒ ザ・レモンクラフト グリーンレモン』
■[連載]春宵酔刻 —柄長葉之輔
■ブルゴーニュの名門ワイナリー
アルベール・ビショーがおくる
2020年のボージョレ・ヌーヴォー
■世界のワインColumn
■できたてのビールが飲める!
『アサヒスーパードライ工場できたてのうまさ実感パック』
■【SPECIAL REPORT】
灘五郷 日本酒トピックス
■[連載]今宵の1話
■[連載]『龍の瞳』ストーリー —今井 隆
■New Item
■[連載]映画は我が人生の友達 —山本陽張
■今月の一冊
■東の店/西の店
■Presents
■Back Number
■[連載]お酒を読む —鹿島 茂
教皇が愛したワイン
■酒中の天

たる出版株式会社へのお問い合わせ

たる出版株式会社に関するお問合わせはこちらから

たる出版株式会社

〒541-0058
大阪市中央区南久宝寺町4-5-11

TEL 06-6244-1336

会社案内
広告料金表
お問い合わせフォームから

ちょっとした疑問から専門的な疑問まで何でもお気軽にご相談ください。

お問合わせフォーム
月刊たる取扱書店

全国の書店でお求めいただけます
お近くの書店にてご注文下さい
バックナンバーも書店にて注文可能
ネット書店でも販売中


Copyright c2001-2013 Taru Publishing Inc. All Rights Reserved.