特集 日本ワイン —産地とブドウ—
日本で初めて民間のワイナリーが誕生してから、およそ145年。
ワイナリーの数は年々増加し、今や全国500軒に手が届くようになった。
世界でも、日本のワイナリーや、甲州、マスカット・べーリーAといった日本のブドウ品種の認知度は増している。
今回は、日本ワインを牽引する主なワイナリーにおける産地と品種の取り組みを中心に、
注目のニューワイナリーや、「日本ワインコンクール」最新受賞ワインなどをご紹介。
多様化する日本ワインの現況とそのポテンシャルを探ってみよう。
進化し続ける日本ワイン ー文・遠藤利三郎
(日本ワイナリーアワード協議会 代表理事)
【日本ワインの産地における品種の取り組み】
適地・適品種のために、ブドウ品種にふさわしい産地、区画を選抜
ーシャトー・メルシャン
世界に誇る品質を目指す造り手たちの挑戦—甲州とプティ・ヴェルド
ーサントリー登美の丘ワイナリー
北海道北斗ヴィンヤードと北海道余市弘津
ヴィンヤード —日本の銘醸地へ
ーグランポレール
品種を通じて地域やブドウ畑の個性を表現する
ー本坊酒造マルスワイン
甲州に特化し、山梨・勝沼のテロワールを表現
『甲州テロワール・セレクション』
ーモトックス×勝沼醸造「日本ワインコンクール2023」
受賞ワイン発表!〈注目のNEWワイナリー〉
異業種からの参入企業が、相模原を
ワイン産地に!
ーケントクワイナリー
第10回全日本最優秀ソムリエコンクール
—優勝者は野坂昭彦さん
世界のワインイベントレポート
〈編集長COLUMN〉ソムリエのいる生活を日常に。“デリバリーソムリエ”